全国で3番目 サクラが開花 佐賀市と福岡市

 福岡管区、佐賀地方両気象台は22日、福岡市と佐賀市で桜(ソメイヨシノ)が開花した発表した。静岡市、熊本市に次いで全国3番目。福岡、佐賀両市は、いずれも平年より4日早い。昨年に比べると福岡市は8日遅く、佐賀市は1日遅かった。1週間から10日で満開を迎える見込み。  開花は、気象台の基準木に5、6輪咲いた状態をいう。日本気象協会九州支社によると、記録的な寒さとなった1月に低温にさらされ育まれたつぼみが、2月下旬に訪れた急な暖かさに誘われるように花芽を成長させたという。静岡市の開花(20日)も平年より8日、熊本市(21日)も同3日早かった。  福岡管区気象台の話では、九州は今後1週間ほどは寒気が流れ込みやすく、最高気温が2月上旬並みの寒い日もあり「ゆっくりと花を開かせていきそう」という。