新燃岳で爆発的噴火、13回目 2月18日以来

 宮崎・鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳で1日午後7時23分、爆発的噴火があった。爆発は2月18日以来で、一連の噴火活動では13回目。福岡管区気象台によると、雲が厚く噴煙の量は不明。  噴火当時、海抜1500メートルでは西の風が吹いており、降灰は火口東の宮崎県側などに流れたとみられる。  宮崎県高原町によると、噴石などによる被害は確認されていない。1日夜は空が曇っていて火口付近は見えなかったという。町職員は「音も聞こえず、噴火したことに気付かなかった」と話した。