大震災死亡・不明者は2万5千人 死者最多は宮城5千人超

 警察庁の23日午後11時現在のまとめで、東日本大震災の死者は9523人、家族が警察に届け出た行方不明者は1万6094人で、計2万5617人となった。死者が最も多いのは宮城県で、5714人となっている。  被害の大きい東北3県のうち宮城以外の死者は岩手2939人、福島812人。行方不明者は宮城6196人、岩手4974人、福島4920人。  東北、関東、甲信越、静岡の1都15県に設けられた約1800ケ所の避難所で、原発事故の影響などによる避難を含め約26万人が生活している。 <福島で震度5強が3回 東日本大震災の余震>  23日午前7時12分ごろと同36分ごろ、午後6時55分ごろ、福島県いわき市で震度5強をそれぞれ記録する地震があった。  気象庁によると、午前7時12分の地震の震源地は福島県浜通りで、震源の深さはごく浅い。地震の規模はマグニチュード(Ⅿ)6.0と推定される。東日本大震災の余震とみられる。