関東から中四国が梅雨明け 平年より1~4日早く

気象庁は17日、関東甲信、東海、近畿、中四国の各地が梅雨明けしたとみられると発表した。四国は平年より1日、関東甲信、東海、近畿、中国は4日早い。
  記録的豪雨に見舞われた九州より早く、西、東日本の広範囲で夏本番を迎えた。
  梅雨明けした地域は午前中から夏の日差しが照り付け、東京都心(大手町)が午前11時までに気温33・3度を記録するなど、厳しい暑さとなった。向こう1週間も晴れる日が多い見込み。
  梅雨期間の降水量は、東京都心297・0ミリ(平年230・7ミリ)、名古屋市339・0ミリ(同295・0ミリ)など。

<東海地方が梅雨明け>
  気象庁は17日、関東甲信、東海、近畿、中四国の各地が梅雨明けしたと見られると発表した。四国は平年より1日、関東甲信、東海、近畿、中国は4日早い。岐阜県では午後1時40分までに、多治見市で35・9度、恵那市で35度を観測。東海地方では今季初めての猛暑日(最高気温が35度以上)となった。
  17日は高気圧に覆われ、各地で朝から気温が上がった。午後1時40分までの最高気温は名古屋市が34・7度、岐阜市33・8度、津市31度。
  気象庁によると昨年、名古屋では35度以上の猛暑日を13日記録した。今年も10日以上になるとみて、熱中症に注意を呼びかけている。
  梅雨入り後の降水量は名古屋市が339ミリ、津市で459ミリ、岐阜市は488・5ミリを観測。活発な前線の影響で、例年から大幅に増えた。