群馬・館林では38.9度 熱中症、各地で5人死亡

 日本列島は21日も、北海道と沖縄を除く広い範囲が太平洋高気圧に覆われ、東日本中心に厳しい暑さが続いた。群馬県の館林では、最高気温38.9度を観測。東京都心(大手町)も36.3度と今年初の「猛暑日」となった。  気象庁によると、この日は全国47都道府県で気温30度以上の「真夏日」となり、全観測点の約7割に当たる676ヶ所が30度以上。猛暑日となった観測点は106ヵ所に達した。  島根県の横田で35.4度など群馬、栃木、島根3県の計4ヵ所では、各地点の観測史上最高を記録した。  同庁は、厳しい暑さは24日ごろまで続くとみている。その後、北から寒気が流れ込んで大気の状態が不安定となって雨となる可能性があり、暑さは一段落しそうという。