九州と山口、梅雨明け 平年より4~9日遅く

  福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は23日、九州と山口県が梅雨明けしたとみられると発表した。
  平年より九州北部と山口県は4日、九州南部は9日遅い。昨年に比べ、北部、南部ともに15日遅い。
  九州北部は6月8日に梅雨入りしてから大雨に見舞われた。気象庁の速報値では、梅雨入りから今月22日までの降水量は大分市で1107・0ミリと平年値の約2・5倍、熊本市で1167・5ミリと約1・7倍。熊本、大分、福岡の3県で、死者30人、行方不明者2人を出した。
  南部でも、今月22日までに、宮崎市で1328・0ミリ、鹿児島市で1266・5ミリの大雨が降った。