九州豪雨、死者28人・不明4人 また断続的大雨

九州北部豪雨で、河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ熊本、大分、福岡の各県で16日、県警などが引き続き行方不明者の捜索を行い、熊本県と福岡県でそれぞれ男性の遺体が見つかった。12日からの豪雨による死者は3県で計28人になった。行方不明者は熊本県で3人、福岡県で1人の計4人。
  九州北部は16日も断続的に大雨に見舞われ、気象庁は、同日深夜にかけて局地的に激しい雨になる恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水への警戒を呼び掛けた。
  熊本県阿蘇市は同日午後、約1200世帯3500人に出していた避難勧告を避難指示に切り替えた。