桜島昭和火口が2・5倍に 爆発的噴火、土砂飛ばされ

鹿児島市の桜島・昭和火口の大きさが、活動を再開した2006年からの約5年間で約2・5倍になっていることが25日、国土交通省大隅河川国道事務所(鹿児島県肝付町)への取材で分かった。度重なる爆発的噴火で、火口付近の土砂が飛ばされたのが原因という。
  同事務所は毎年、上空からのレーザー測量で桜島の地形を計測。06年11月の調査で東西106メートル、南北148メートルだった昭和火口は、11年10月には東西266メートル、南北349メートルに拡大した。