京都でも大雨、1時間90ミリ 150棟以上が浸水被害

  梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため、京都市や京都府亀岡市で15日未明から朝にかけ、猛烈な雨となり、150棟以上が浸水し、土砂崩れの被害が相次いだ。
  気象庁によると、レーダーによる解析で、京都市北区や亀岡市では1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。府や市によると、午前6時までの1時間に京都市左京区で91ミリ、午前4時までの1時間に北区と亀岡市で85ミリを観測した。
  京都市によると、市内では43棟が床上浸水し、46棟が床下浸水。北区では紙屋川が増水により氾濫し、近くの約30棟が浸水し、消防がボートで4人を救助した。