前線活発化、西日本で大雨の恐れ 17日は東日本も

 梅雨前線の活発化に伴い、西日本は16日未明から雷を伴う大雨となる恐れがあるとして、気象庁は15日、警戒を呼び掛けた。17日には東日本も大雨になるとみられる。
 九州は10~12日、多い所で総雨量500ミリを超える大雨となったばかり。既に15日午後、鹿児島県南さつま市で1時間に37.5ミリの激しい雨を観測した。霧島連山・新燃岳や阿蘇山、桜島で火山活動が活発化、火山灰で土石流の危険性が高まっている所もあり、警戒が必要だ。
 気象庁によると、16日は中国大陸から九州南部にかけて延びる梅雨前線に沿って、低気圧が東シナ海を東進する見込み。