週末にかけ荒れ模様に 北海道は記録的大雨

気象庁は5日、西日本(九州―近畿)と東日本(関東甲信、東海、北陸)の広い範囲で、7日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。竜巻などの突風も予想される。
  5日も上空に寒気が流れ込んだことから大気の状態は不安定で、北海道下川町では、観測史上1位となる1時間に43・5ミリの激しい雨が降った。
  西日本は6日にかけ1時間に30ミリ超の激しい雨となる見込み。大雨の範囲は7日にかけ東日本にも広がり、局地的に同50ミリを超える非常に激しい雨の恐れがある。九州北部などこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所は特に警戒が必要。