6月、西日本で記録的雨量も 空梅雨も同居

気象庁は2日、6月の天候まとめを発表した。活発な梅雨前線や台風4号の季節外れの上陸などにより西日本(近畿―九州)の太平洋側は雨がかなり多く、月降水量は九州の4地点で6月として観測史上最多だった。
  一方、日本海側は空梅雨気味。北日本(北海道、東北)は記録的少雨だった地点もあった。
  雨量が最多だった4地点は、鹿児島県枕崎市1056・5ミリ、宮崎県日南市1025・0ミリ、同県延岡市991・0ミリ、宮崎市955・0ミリで、平年の約2・2~2・8倍。日南市で1ミリ以上の降水を観測した日数は25日に上った。