九州北部、大雨続く 大分でまた避難勧告

  梅雨前線や南からの湿った空気の影響で、九州北部は4日も激しい雨となった。気象庁は夕方にかけて雨が続く恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。大分県日田市は4日午前、大雨のため市内の約6千世帯、約1万7千人に避難勧告を出した。
  佐賀県小城市の農業用水路に同日午前、軽乗用車が転落しているのが見つかり、60~70代の男性が意識不明のもよう。県警は雨との関連を調べている。
  福岡県八女市では1時間に70ミリ超、長崎県新上五島町では同50ミリ超の非常に激しい雨を観測。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所は特に警戒が必要で、竜巻などの突風の恐れもあるという。