青森・弘前の突風は竜巻 強さ6段階で5番目

青森地方気象台は6日、青森県弘前市で5日夕に発生した突風を竜巻と認定した。強さを示す「藤田スケール」は約10秒間の平均風速が33~49メートルのF1で、6段階のうち5番目の強さ。
   同気象台によると、竜巻は5日午後5時すぎに弘前市鬼沢から楢木で発生。東西1・5キロ、南北200メートルにわたって帯状に被害が出たほか、樹木が渦の中心に吸い寄せられるような倒れ方をしていた。いずれも竜巻の特徴と一致したという。
  青森地方気象台は1週間後をめどに、詳細な調査結果を公表する。
  弘前市によると、竜巻で住宅2棟が半壊、28棟が一部破損し、女性1人が顔に軽傷を負った。