北海道・大雪山で初冠雪 冬将軍の足音近づく

 旭川地方気象台は22日、北海道最高峰の大雪山系旭岳(2291メートル)で初冠雪を観測したと発表した。昨年と同じで、平年より3日早い。大雪山系の黒岳(1984メートル)でも初雪が降り、紅葉の見ごろを迎えている山並みに冬将軍の足音が近づいている。
  同気象台は午前8時40分ごろ、旭岳の8~9合目で初冠雪を確認。上空に10月上旬並みの寒気が入り、雪が降った。
 「旭岳ロープウェイ」によると、旭岳の5合目周辺は紅葉がピークで、10月に入ると天気が良い日には雪と紅葉とのコントラストを楽しめるという。