東北━九州で大雨の恐れ 台風15号、沖縄付近に停滞

 台風15号は17日、沖縄本島近海でほぼ停滞した状態。気象庁によると、沖縄や鹿児島県・奄美では強風や大雨が長引くとみられるほか、台風周辺の湿った空気が流入し、九州から東北にかけての広い範囲で大雨の恐れがある。
 台風12号の豪雨に見舞われた紀伊半島は、18日は天気がいったん回復するが、前線や湿った空気の流入で19日にまた雨が降る見通し。
 台風は20日ごろまで沖縄周辺に停滞し、19日には風速25メートル以上の暴風域を伴うまで発達する予想。その後、進路を東寄りに変え、本土に向かう可能性もある。