台風15号が沖縄・奄美方面に 影響、長時間続く恐れ

 気象庁は14日、日本の南海上を西寄りに進む台風15号により、15~16日にかけて沖縄や奄美地方で風が強まり、大しけとなるとして注意を呼び掛けた。台風は沖縄・奄美接近後に動きが遅くなって、影響が長時間続く恐れがある。
 同庁によると、台風はやや発達しながら14日午後、西北西に進んでおり、16日に奄美から沖縄本島に近づくとみられる。
 15日にかけて、沖縄県・大東島地方は波の高さが6メートルの大しけとなり、沖縄本島や奄美、九州南部も同5メートルとしける見通し。西日本の太平洋側も台風からのうねりにより、次第に波が高くなるという。