富士山うっすら雪化粧 平年より6日早く冠雪

  甲府地方気象台は24日、富士山が初冠雪したと発表した。平年より6日、昨年より1日早い。麓の山梨県富士吉田市も独自の観測に基づき「初雪化粧」を宣言。富士山が"冬支度”を始めた。
 富士吉田市では午前7時45分ごろ、山頂から8合目付近にかけてうっすらと白くなっている富士山が、雲の切れ間から見えた。
 最も早い冠雪は2008年の8月9日で、今年はそれより46日遅かった。同気象台は、山頂の1日の平均気温が最も高い日以降に初めて山頂が雪や氷で白く見えることを「初冠雪」としている。