東北━沖縄で大雨の恐れ 紀伊半島も、台風15号

 台風15号は18日、沖縄県・大東島地方を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、ゆっくりと北西に進んだ。19日にかけて、勢力をほぼ維持しながら沖縄本島付近を北上する見込みで、20日以降、日本列島に近づく可能性がある。台風からの湿った空気の影響で、沖縄から東北の広い範囲で大雨の恐れがあり、気象庁は警戒を呼び掛けた。
  台風12号の豪雨で大きな被害を受けた紀伊半島も19日夕以降、大雨となる見通し。奈良、和歌山両県は土砂ダムの水位上昇や新たな土砂災害を警戒している。