北海道で400ミリ超の大雨 避難勧告も

 台風12号から変わった温帯低気圧と、日本の東海上を北上する台風13号の影響で北日本は6日、北海道を中心に多い所で総雨量400ミリを超す大雨となった。雨は峠を越えたとみられるが、地盤が緩んでいる所があり、気象庁は引き続き警戒を呼び掛けた。
 河川の氾濫や土砂災害に備え、北海道では芽室町など5町村が住民計約1600人に避難勧告。札幌中心部を流れる 豊平川も水位が一時大きく上がった。JR石勝線や函館線などで列車の運休が相次いだ。
 1日夕の降り始めからの雨量が北海道士幌町で410ミリを、札幌市南区で330ミリを超えた。