
各地でけが人多数や火災発生との通報が相次いでいる。警察庁によると、岩手、秋田、山形、福島各県で計7人のけが人。一方、福島県の各消防本部などによると、同県だけで少なくとも7人がけがをした。
気象庁によると、震源は宮城県沖で、深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(Ⅿ)7.4と推定される。大震災では、本震発生当日の3月11日、Ⅿ7.4~7.7の余震が発生しているが、震度6強は初めて。
経済産業省原子力安全・保安院などによると、福島第1、第2原発で新たな異常の情報は入っていない。
原子力安全・保安院が東北電力から受けた連絡によると、青森県、岩手県、秋田県の全域で停電し、宮城県、山形県では一部で停電した。