大震災の有感地震126回 12日に最多を記録

 気象庁は13日、福島、茨城両県で震度6弱、千葉、長野両県で震度5弱と大規模な地震が相次いだ12日、東日本大震災の震度1以上の余震が126回に達したことを明らかにした。 
同庁は、福島、茨城の6弱と、千葉の5弱を大震災の余震とみている。 
気象庁は3月20日以降、有感となった大震災の余震の回数をまとめている。同19日以前はデータ処理ができていないため不明。 
それによると、12日の126回は3月23日の100回を上回り、統計処理済みの中では最多。震度1以上の余震はおおむね減少傾向で、4月10日は34回にまで落ち着いていたが、福島、茨城両県で震度6弱の余震があった11日は91回に達していた。