きょうも落雷や雨、竜巻の恐れ 震災被災地も要警戒

 前線を伴った低気圧の影響で、西日本から東北にかけての広い範囲で大気の状態が不安定となり落雷や激しい雨、竜巻などの恐れがあるとして気象庁が27日、警戒を呼び掛けた。西日本中心とみられるが、東日本大震災の被災地も28日にかけ注意が必要だ。
 高知県香美市で1時間に46.5ミリの激しい雨。島根県出雲市で同17.5ミリ、石川県輪島市では15.0ミリと、4月としては観測史上最多雨量を記録した。高知、島根両県には「竜巻注意情報」が出た。
 同庁によると、前線を伴った低気圧が日本海から東進。28日にかけ前線が北~西日本を通過する見込み。