日本列島、汗ばむ陽気 被災地も7月並み気温

 日本列島は14日、日本の南海上に中心を持つ高気圧に覆われたため九州から東北にかけての広範囲で晴れて気温が上昇。東日本大震災の被災地・岩手県久慈市の最高気温は7月中旬並みの22.2度。同県宮古市で21.5度、宮城県丸森町で23.7度と7月上旬並みになるなど、各地で汗ばむような気温となった。
 ただ気象庁によると、東北太平洋側の最高気温は16日以降、平年並みか平年より低く、15日は朝晩の寒暖の差が大きい見込み。同庁は「体調管理に注意して」と呼び掛けている。
 14日の気温が高かった主な地点は、北海道白糠町16.4度、栃木県小山市24.7度など。