九州で今年初の真夏日 4月観測史上最高も

 日本列島は、南から暖かい空気が流れ込んだ西日本を中心に気温が上がり、最高気温が宮崎市の宮崎空港30.8度、大分県杵築市30.4度、大分市30.2度と、3地点で30度以上を記録。ことし全国初の真夏日となった。
 気象庁によると、杵築市と、鹿児島県肝付町の29.7度は、4月として観測史上最高気温。九州で気温が極端に高かった地点は、山越えの乾いた熱風が吹き下ろす「フェーン現象」もあったとみられる。
 ほかに、気温の高かった主な地点は、北海道根室市14.2度、島根県益田市25.8度、松山市28.1度、山口県下関市26.2度と、6月下旬から7月上旬並みとなった。