茨城県で震度5強、Ⅿ5.9 福島~関東、強い揺れ

 16日午前11時19分ごろ、茨城県で震度5強、栃木、埼玉で同5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は茨城県南部で、震源の深さは79キロ。地震の規模はマグニチュード(Ⅿ)5.9と推定される。
<有感の余震、やや落ち着く 15日は50回>
 気象庁が16日にまとめた震度1以上(有感)の東日本大震災の余震回数によると、15日の有感の余震回数は50回。福島県を震源に震度6弱の余震があった11日は91回、12日は126回に達したが、ここ数日はやや落ち着いた。
 16日は午後4時現在で17回。午前中、茨城県で震度5強の地震があったが、気象庁は震源の場所などから余震としてカウントしていない。
 一方、気象庁は「余震活動は収まっていく過程で、やや落ち着いた時期と活発な時期を繰り返す」として、引き続き警戒を呼び掛けている。最大震度5強以上、マグニチュード(Ⅿ)7以上の余震発生確率も10%のまま変えていない。
 同庁のまとめでは、4月2日~8日の1週間は、1日当たりの有感余震回数は33~61回。9~15日は33~126回。