奄美地方が梅雨明け 統計開始後、最も遅く

 鹿児島地方気象台は15日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より17日遅く、1983年と並び統計開始後で最も遅い。梅雨入りは平年より4日早い5月6日で、梅雨は70日間だった。  同気象台によると、梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨明けが遅れたという。降水量は奄美市名瀬で907ミリに達し、平年の同じ期間の719ミリを大幅に上回った。  今後1週間は、奄美地方は高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。