台風2号が発生 3月以来約3カ月半ぶり

 気象庁によると、12日午前9時、フィリピンの東海上で熱帯低気圧が台風2号に変わった。中心気圧は1004ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル。時速20キロで西へ進んでいる。  台風の発生は、3月24日の1号以来約3ヵ月半ぶり。  同庁によると、インド洋の海面水温が高く、大気の対流活動が活発な影響で、フィリピン近海は対流活動が弱めで台風が発生しにくい状態が続いている。  同庁気候情報課は「8~9月にかけて、台風の発生が増える時期を迎えるが、今後の予測は難しい」としている。