群馬・伊勢崎で38度 各地で猛暑日続く

 日本列島は20日も、勢力の強い太平洋高気圧に覆われて広範囲で夏空が広がり、気温がぐんぐん上昇。群馬県の伊勢崎では午後1時40分に最高気温38.0度を観測するなど、各地で気温35度以上の「猛暑日」となる厳しい暑さが続いた。  気象庁の観測では、気温の高かった主な地点は、前橋と岐阜県の多治見37.3度、大分県の玖珠や埼玉県の熊谷、山梨県の勝沼36.8度、島根県の益田や岐阜県の揖斐川、大分県の日田36.6度、福岡36.1度など。この日は、秋田県を除く46都道府県で気温30度以上の「真夏日」を記録した。  21日も北日本や、沖縄を除き全国的に晴天が続き、猛暑日や真夏日となる地域が多い見通し。  今年は日本だけでなく、欧州なども記録的な暑さに見舞われ、ロシアでは各地に非常事態宣言が出る事態となっている。ロシア南部のアストラハニで10~12日の最高気温が40度に達したほか、モスクワでも16日に33度を記録。ほかに、ポルトガルのリスボンでは5日に39度、ドイツのポツダムで11日に38度を観測する暑さとなっている。