大雨被害で死者5人、不明8人 気象庁、警戒継続を

 各地に被害をもたらした活発な梅雨前線の影響で16日も、日本海側で局地的に大雨が降る恐れがあり、気象庁は引き続き警戒を呼び掛けた。14日以降の人的被害は、岐阜、広島、島根各県で死者5人、行方不明8人となった。  気象庁によると、九州から東北にかけて大気が不安定な状態が続くが、梅雨前線は日本海を北上しながら次第に活動が弱くなる。上空に寒気が流れ込み、東日本では山沿いを中心ににわか雨や雷雨となる見込み。これまでの大雨で地盤が緩んでいる地域もあり、引き続き土砂災害などに警戒を呼び掛けた。