「大暑」迎えた列島 猛暑日、前半ラッシュ

 23日、二十四節気の「大暑」を迎えた日本列島。今年は梅雨明けが平年より7~17日も早く、気象庁によると、7月に入って気温35度以上の「猛暑日」を記録した地点は延べ約720ケ所と、観測史上最高の猛暑だった昨年夏のほぼ2倍。
 台風6号の影響で一段落した厳しい暑さも来週にかけ、ぶり返す気配。8月にかけての気温について、気象庁は「今月末は猛暑が見込まれ、その後は平年並みの暑さ」とみているが、果たして━。
 7月1~22日に猛暑日を記録したアメダスは延べ721地点。昨年同期は384地点だった。昨年は7月下旬から暑さにエンジンがかかったが、夏の前半から飛ばし気味だ。