九州大雨、400ミリ超も 中四国、近畿、東海も警戒

  梅雨前線の活動が活発化し、九州は「梅雨明け宣言」が出たはずの南部も含め記録的な大雨。九州南部の雨は峠を越えたとみられるが、前線の北上に伴い7日にかけて九州北部や中四国、近畿、東海で局地的に雷を伴った大雨の恐れがあるとして、気象庁は引き続き警戒を呼び掛けた。
 鹿児島県さつま町は24時間雨量が430ミリを超え、7月の月間降水量の平年値(539.6ミリ)に迫る勢い。同県薩摩川内市で1時間に88.0ミリ(この地点の観測史上最多)、熊本県天草市で79.5ミリ(同)、宮崎県えびの市で53.5ミリの雨を観測した。