台風6号来週、西日本接近も 連休は海のレジャーに注意

 気象庁は15日、小笠原諸島近海を進む大型で非常に強い台風6号により、連休中は沖縄や奄美でしけ、西日本と東日本の太平洋側でも広範囲で高波の恐れがあるとして、海水浴など海のレジャー時は注意するよう呼び掛けた。
 今後、発達しながら進路を北寄りに変え、19~20日にかけて西日本にかなり接近する恐れがある。
 15日、小笠原近海を西に進む台風6号は、沖縄県・大東島地方に接近する17日午後には、中心気圧915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルの勢力に発達する見通し。
 沖縄本島や奄美は17日には風が強まり、大しけになるとみられる。

<台風7号が発生>
 15日12時、フィリピンの東の北緯14度05分、東経132度55分で、熱帯低気圧が台風第7号に変わった。台風はゆっくりした速さで東南東へ進んでいる。
 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の南側240キロ以内と北側130キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。