関東、北陸などが梅雨明け 平年より10~15日早く

 気象庁は9日、九州北部と関東甲信、北陸の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。このまま確定すれば、平年より九州北部は10日、関東甲信は12日、北陸は15日早く、いずれも昨年より8日早い。
 北陸は1951年の統計開始後では3位タイの早さ。梅雨のない北海道を除いては、東北以外の全域での梅雨明けとなる。
 梅雨入りは、九州北部と北陸は平年並みだったが、関東甲信は5月27日と歴代2位の早さ(速報値)だった。
 同庁によると、各地とも、向こう1週間は気圧の谷などの影響で雲の多い時期もあるが、夏空が広がる日が多いとみられる。