台風6号、19日に西日本上陸も 「7月最強級」で北上

 大型で強い台風6号は18日、日本の南海上を北上した。勢力をほぼ保ったまま北上を続け、19日に西日本に上陸する恐れもあり、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。
 中心気圧でみると、7月の台風としては最強クラス。今後、東寄りに進路を変え、日本の太平洋沿岸を進む見込みで、速度が遅いため暴風や大雨が長時間続く恐れがある。18日は宮崎空港で最大瞬間風速31.4メートル、高知県の室戸岬で31.3メートルを観測。九州から四国、近畿にかけて1時間雨量40~60ミリ前後の非常に激しい雨が降った。