6月の天候、猛暑日観測点13倍 下旬は半世紀ぶり高温

 気象庁が1日、6月の天候まとめを発表。後半は厳しい暑さとなり、下旬(21~30日)の平均気温は東日本で平年を3.8度、西日本は3.3度上回り、上・中・下旬の旬ごとの統計を開始した1961年以降最高だった。
 6月中に気温35度以上の猛暑日を観測したのは延べ243地点で、記録的な高温の夏だった昨年6月(19地点)の約13倍。30度以上の真夏日は延べ4127地点で、昨年の2859地点を大幅に上回った。  24日には埼玉県熊谷市で39.8度を記録。6月としての国内最高で、昨年夏の最高気温(39.4度)を上回った。
 月平均気温は、三重県伊賀市が23.0度と観測史上最高タイ記録。