気象庁は25日、8～10月の3カ月予報を発表した。8月は太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱めで天気が安定せず、気温は平年並みと予想。ただ9月以降は太平洋高気圧の勢力が残るため、全国的に高温傾向となる見通し。
特に東日本（関東甲信、北陸、東海）と西日本（近畿～九州）は残暑が厳しいとみている。
気象庁によると、インド洋から西太平洋の熱帯域で大気の対流活動が活発な状態が続き、偏西風の南下が平年より遅くなる見通し。このため9月は秋雨前線ができにくく、東日本の日本海側と北日本（北海道、東北）は少雨と見込んだ。
