猛暑一転、列島大雨に 前線南下で大気不安定

 日本列島は19日、猛暑から一転、前線の南下で大気の状態が不安定となって東日本を中心に激しい雷雨となった。記録的雨量となった所もあり、東海道新幹線が午後、静岡県内で約1時間にわたり運転を見合わせるなど交通機関が乱れた。
 一方、19日に国内で最も気温が高かったのは沖縄県・西表島の34.7度で、35度以上の「猛暑日」を記録した気象庁の観測点はなかった。前線北側の寒気の影響とみられ、猛暑日の観測点がゼロになったのは8月1日以来。
 19日に観測された1時間雨量は、静岡県富士宮市63.5ミリ、さいたま市59.5ミリ(この地点の観測史上最多)など。