酷暑一段落、でも37度超 厳しい残暑は来週までか

 強い太平洋高気圧の影響で、12日も日本列島は各地で気温35度以上の猛暑日となった。気象庁の観測によると、国内で最も暑かったのは、群馬県館林市の37.6度。11日の同市の最高気温は38.7度だった。
 全国の地域気象観測システム(アメダス)約920地点のうち、30度以上の真夏日は638地点、うち猛暑日は75地点。いずれも暑さのピークだった10日を下回った。
 気象庁の1ケ月予報では、来週にかけては厳しい残暑が続き、猛暑日となる所もある見通し。ただ、20日ごろからの1週間は北・東日本で寒気の影響を受けやすく、気温は平年より低くなる可能性もあるとみている。