台風9号、沖縄本島に5日接近か 南大東島近海を北上

 非常に強い台風9号は2日、沖縄県・南大東島近海を北上した。今後、勢力をほぼ維持したまま進路を西寄りに変え、5日には沖縄本島に接近する恐れがある。気象庁は暴風や高波への警戒を呼び掛けた。
  台風は2日午後9時現在、南大東島の南東約380キロを時速約15キロで北へ進んだ。中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径170キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。
 3日にかけて、大東島地方や沖縄本島、鹿児島県・奄美地方は最大風速17~25メートル、波の高さ6~10メートルのしけが予想される。