台風12号、2日にも接近・上陸か 太平洋側大しけ

 大型で強い台風12号は31日、勢力を保ち本州の南海上をゆっくり北上した。9月2日から3日にかけて四国から東海に接近・上陸の恐れがある。東・西日本の広範囲で長時間、大雨や強風が続く見通しで、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。
  東寄りの進路をたどれば、北日本に向け列島を縦断する恐れもあるという。
 台風は31日午後6時現在、小笠原諸島の西海上をゆっくり西北西に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径190キロ以内が暴風域。