台風12号で太平洋側大しけ 9月2日ごろ東日本接近か

 気象庁は30日、小笠原諸島近海を北上する大型で強い台風12号の影響で、東・西日本の太平洋側は台風からのうねりで波が高く、大しけとなるとして警戒を呼び掛けた。
 台風は強い勢力を保ったままゆっくり北上し、9月2日にかけ東日本にかなり接近、上陸する恐れもあるという。
  気象庁によると、小笠原諸島は既に風速15メートル以上の強風域に入り、大荒れの天気。31日は伊豆諸島や東・西日本の太平洋側でも波の高さが5~7メートルの大しけとなる見込み。強風域が広いため、台風から離れた場所でも高波への注意が必要としている。