うんざり関東また38度超 熱中症で高齢者3人死亡

 日本列島は18日も、太平洋側を中心に夏空が広がり、猛烈な残暑となった。気象庁によると、国内最高気温は群馬県館林市の38.5度、次いで埼玉県熊谷市の38.3度。熊谷市の無職女性(81)ら高齢者3人が自宅などで熱中症で死亡したほか、東京都内ではグラウンドで部活中の女子中学生5人が体調不良を訴え、病院に搬送された。
  館林市が38度を超えたのは今夏7回目、熊谷市は5回目。両市とも12日連続の猛暑日。神奈川県小田原市は36.6度で、この地点の観測史上最高となった。
 ただ19日以降は、東北付近にかかる前線の南下に伴い広範囲で天気が下り坂になるとみられる。