6日ぶり猛暑日、36度超 大気の状態も不安定

 日本列島は24日、前線が日本海にまで北上し、関東以西を中心に晴れ間がのぞいた。最高気温は大阪府の豊中市で36.1度、枚方市で35.1度の猛暑日。国内の気象庁観測点で猛暑日が記録されたのは、関東で38度を超す猛烈な暑さとなった18日以来、6日ぶり。
  一方、日本の南海上の台風11号と熱帯低気圧から前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定な状態が続いた。気象レーダーなどの解析によると、長崎市付近で24日午前0時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。
 前線は今後、南下する見込み。