週末、冬将軍また猛威 2月からは暖かく?

 気象庁は28日、冬型の気圧配置が29日夜から31日にかけて強まり、日本海側を中心に大雪となる恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。雪崩や強風、高波にも注意が必要という。
 ただ、28日発表の向こう1ケ月の予報では、2月に入ると気温が平年より高くなる時期があるとみられ、寒暖の差が大きくなりそうだ。
 同庁によると、北日本の上空約5千メートルに氷点下42度以下の寒気が流れ込み、西日本から北日本の日本海側を中心に雪が強まる見込み。30日は太平洋側でも雪が降り、平地で積もる所があるとみている。
 28日、新潟県魚沼市や青森県・酸ケ湯、山形県大蔵村では積雪が3メートルを超えている。秋田県湯沢市で積雪がこの地点の観測史上最深の158センチを記録。また、北海道幌加内町で朝の最低気温は氷点下29.6度まで下がった。