列島各地で今季一番の冷え込み 東京初氷、雪で新幹線遅れ

 日本列島は7日、冬型の気圧配置と強い寒気が流れ込んだ影響で、各地で今季一番の冷え込みとなった。気象庁によると、朝の最低気温が1.8度まで下がった東京都心(大手町)では初氷を観測。平年より27日、昨年より19日遅く統計史上、2004年1月12日に次ぐ2番目の遅さ。  JR東海によると、滋賀県内の積雪により東海道新幹線は、岐阜羽島~新大阪間で速度を落とし運転、午前中だけで上下線計38本が最大19分遅れ約3万2千人に影響が出た。午後もダイヤの乱れが続く見込みという。7日午前、青森県の酸ケ湯で218センチ、鳥取県の大山で199センチ、滋賀県の米原で8センチの積雪を記録した。