東北と北陸が梅雨入り 平年より4~6日遅く

 気象庁は18日、東北と北陸が梅雨入りしたとみられると発表した。平年に比べ、東北南部と北陸は6日、東北北部は4日遅い。既に梅雨明けした沖縄と梅雨のない北海道を除き、列島の広い範囲が長雨の季節に入った。
 東北と北陸の昨年の入梅はいずれも6月9日だった。平年の梅雨明けは北陸が7月24日、東北南部が同25日、東北北部が同28日。
 気象庁によると、東北と北陸は向こう1週間、前線や湿った気流の影響で曇りや雨の日が多くなる見込み。
 既に入梅した地域では、これまでのところ雨量が平年より少ない地点が目立っている。