列島の寒さ、今後2週間続く恐れ 気象庁が警戒呼びかけ

 気象庁は19日、昨年末以降、厳しい寒さとなっている西日本(近畿~九州)と東日本(関東甲信、北陸、東海)は、今後2週間程度気温の低い状態が続く恐れがあるとして、交通障害や農作物の管理に注意を呼び掛けた。
 同庁によると、日本列島は昨年12月25日ごろから強い冬型の気圧配置となる日が多く、断続的に強い寒気が流れ込んでいる。西日本の日本海側を中心に降雪量も多くなっている。この先2週間、一時的に寒気の緩む日があるが、低温傾向は続く見込みという。
 昨年12月25日から1月18日にかけての平均気温(速報値)は、東京5.5度(平年比マイナス0.8度)、名古屋3.1度(同1.8度)、福岡4.2度(同2.8度)。