西日本中心に厳しい残暑 大分・玖珠で38度

 日本列島は21日、広い範囲で太平洋高気圧に覆われ、西日本を中心に各地で35度以上の「猛暑日」となり、厳しい残暑に見舞われた。気象庁によると、大分県の玖珠で38.0度を観測。同県の中津は37.4度、福岡県の宗像は37.2度と、それぞれ観測史上最高を記録した。  ほかに気温の高かった主な地点は大阪府の枚方と広島県安芸太田町の加計で36.7度、兵庫県丹波市の柏原で36.8度など。また京都府南丹市の園部ではことし最高となる37.0度となった。  同庁は西日本の向こう1週間の天気について、週の前半は高気圧に覆われておおむね晴れるが、後半は上空の寒気や湿った気流の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所があると予測。最高、最低気温は全国的に平年並みか平年より高いとみている。