北日本も猛暑 青森11年ぶり、道内37度超

 うだるような猛暑が続く日本列島は6日、北海道の北にある低気圧に南から暖かい空気が流れ込んだことなどから、北日本(北海道、東北)でも気温が上がった。  青森は36.6度で、観測史上2位タイの高温。青森で猛暑日を記録したのは11年ぶりという。札幌は32.3度と「10年ぶりの猛暑日」に届かなかったが、北見で観測史上最高の37.1度など道内各地で猛烈な暑さ。  北海道遠軽町の生田原35.9度、青森県のむつ34.5度、岩手県の軽米35.3度など、6道県の計19地点で過去最高(タイ記録含む)だった。  気象庁によると、6日の国内トップは鳥取の38.4度。30度以上の「真夏日」は全観測点の9割を超す842地点に達し、35度以上の「猛暑日」はうち179地点と今夏最多。  向こう1週間の予報では、7日は雲の広がる地域があり北日本の極端な暑さは一段落の見込みだが、全国的に平年より暑い日が続くとみられる。